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2007年2月22日付け静岡新聞の記事より。 静清信用金庫というローカル信金のアンケート調査ですが、どのようなサンプリングをしているのかは不明。一応、同信金の顧客企業が対象らしい。 さて、支離滅裂ぶりの概要はマジメなブログの方に書きましたが、ここではさらに原文となっている静清信金のウェブサイトに掲載されている記事について突っ込んでみる。 http://www.seishin-shinkin.co.jp/houjin/riyou/report/k69.htm 該当ページを別窓で開いて並べながら読むと理解度アップです。 さて、辛口でガンガンと逝ってみますか! 第二見出し相当の「中小企業ホームページの現状」までは結構いいこと書いてあります。 信金の顧客たる中小企業向けにこういった啓発をするのは大変良いことだと思います。 データ的なものは、よく調べた!といった感。 賞賛されるべきシロモノでありましょう。 後述しますが、「第二見出し相当」は、内部的には見出しにも何にもなってない。 これは著しく問題。 METAタグへのキーワード挿入の実施状況 一般的なSEO対策の1つであるMETAタグへのキーワード挿入を行っているホームページを調査したところ、ちょうど半数の企業が行っていた。最近はSEO対策が浸透し始め、キーワード挿入を意識した企業やホームページ作成業者が増えているようだ。 ※マーク箇所引用 中小企業のウェブサイトに対する認識の程度がうかがえるのはいいとして・・・ >キーワード挿入を意識した企業やホームページ作成業者が増えている〜 シロウトと「プロ」を一緒にするなよまったく・・・ まぁ、個人感情なのでどーでもいいです 検索順位を下げてしまう手法の使用状況 ホームページを綺麗に見せる手法の使用や誤ったSEO対策により、返って検索順位を下げているケースは多い。今回の調査では、「JavaScript」の使用が3割、「フレーム構造」が2割と、検索順位を下げてしまう手法を使用しているホームページが多く、SEO対策をしたつもりでも効果が表れない状況となっていた。SEO対策を行っていないホームページが半数ある事も勘案すると、検索上位でアクセスされ易いホームページは、ほんの一部であると思われる。 ※マーク箇所引用 >SEO対策をしたつもりでも効果が表れない まず、効果が顕れないものを「SEO」とは呼びません。 その理由に「Javaスクリプト」や「フレーム」を挙げていますが、「フレーム」は採用するだけでSEOからは逆行。「Javaスクリプト」は上手に使えばSEOの効果を阻害することはありません。 つまり、この記事を書いている人はSEOっていうものがどういうものかよく理解していないと思われます。 全体的に良いことを書いている分だけこの勘違いはいただけません。 検索順位を下げてしまう手法について 実に香ばしい表題です。 1.JavaScriptの使用 JavaScriptは綺麗なホームページを作成できるが、検索エンジンのプログラムはJavaScriptを埋め込むと最初に読み込む情報量が多くなり、肝心なコンテンツ内のキーワードが読み込まれなくなるため、検索エンジンから評価されない事が多い。 ※マーク箇所引用 「Javaスクリプト」を「FLASH」に置き換えると意味は通る。 Javaスクリプトの使い方が不適切だとSEOで不利なのは事実ですが、少なくともここに書いてあることはJavaスクリプトと何の関係もない。 ケアレスなミスであることを祈りたい。 3.コンテンツにキーワードが無い(誤ったSEO対策) 検索エンジンのプログラムはコンテンツに含まれるキーワードを最重視して判定する為、METAタグにキーワードを挿入していても、肝心なコンテンツ内にキーワードが無い場合は検索されない。 ※マーク箇所印象 ん、まぁ、概ねあってる。これ以上はプロの領域。 でも、これを「誤ったSEO」と呼ぶのが妥当かどうかは著しく疑問。 単に欠陥であって誤っているわけではないのですが・・・ 「誤っているSEO」ってのは次の「4.METAタグへの挿入キーワードが多すぎる」みたいなものです。 重大な問題があるとすれば、それは表題の付け方でありましょう。 「検索順位を下げてしまう手法」とありますが、これらはいずれも「順位が上がらない手法」です。 些細なことに思われますが、「下げてしまう」と「上がらない」は全く別モノであり、「下げてしまう手法」ってのはSEOスパムを指します。 技術や知識の不足とスパム行為は全然違うので「シロウト向けの解説の便宜上」という理由でごっちゃにするのは不適切だと思います。 別見出しで同じ表現が見られますが、この記事を書いている人が「下げてしまう」と「上がらない」の区別がついているとは考えがたい。 まとめると・・ 上がらない手法 =SEOではない =技術・知識の不足 下げてしまう手法 =SEOスパム =不正行為 ぜんぜん違います。 「Googleページランク」の評点 「Googleページランク」評点の目安として、ページランク4以上のホームページが検索結果で上位表示され、アクセスされやすいとされる。ページランク1〜3では、検索結果で上位表示され難く、あまりアクセスされない。ページランク0は、Googleからホームページとして評価されておらず、ほとんど検索されない。 ※マーク箇所引用 まさに事実無根・・・エセSEOサイトの受け売りであります。 ページランクはあくまで被リンクの質と量を数値化した目安であって検索の序列判定材料のひとつに過ぎず、しかも競争苛烈なカテゴリでトップ3を争うレベルでなければその格差はほとんど体感できません。 今回調査したホームページのうち、比較的アクセスされやすいページランク4以上の企業は4.0%しかなく、大多数がページランク3以下で、ページランク0の企業が2割もあった。ホームページを開設していても、ほとんどがアクセスされていない状況が推察される。 ※マーク箇所引用 ランク調査についてはそうなんでしょうが、<storng>「ページランク=アクセス数想定」と結びつけるのはアフィリエイトに手を出すチビッコがよく考えること。 事実無根というか、「何でまたこんな結びつけを思いつくのか??」というくらい謎。 ・・・という個人見解は別としても、このレベルになると2ちゃんねるで叩かれる可能性も。 以前、読売かどっかの新聞でこのレベルのHTML講座がかなりの期間に渡って叩かれたりしたこともありましたなぁ。。。 全体的にエセSEO情報に感化されすぎ。 まだまだページの半分ですし、細かく突っ込めばもっとありますが・・・疲れました 納豆と違うぞ〜ってコトで、信金には記事の精査を期待・・・・・・・しません。 まじめなブログ:静岡県中部の企業サイト・9割がアクセス不調【静岡新聞】より http://blog.livedoor.jp/yppinfo/archives/50567016.html 問題の記事の原文:中小企業ホームページの実態調査と改善のポイント http://www.seishin-shinkin.co.jp/houjin/riyou/report/k69.htm |
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続:「比較的アクセスされやすい」のは4%のサイトだけ?
2月1日の取材日記でご紹介した、静清信用金庫が発表した中小企業Webサイトに関するレポートについて、その時は「いくつかツッコミどころがある」として、逃げて(?)いたら、ちゃんとツッコんでるブログを発見しました。「SOHOなホームページ制作屋のネタバレブログ。」の、静岡のローカル信金によるSEO情報について【新聞にも載ってるよ】という記事です。この方は、(プロなんだから当たり前 と言われそうですが)SEOやアクセシビリティなどに造詣が深いWeb制作者の方のようでして、今回の調査レポートについ... ...続きを見る |
三島図鑑 取材日記 - Webマスターさ... 2007/02/26 17:49 |
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